4月1日晴れ
- 渓流釣り:長野県根羽川
- 下の子の定期検診のため休暇を取るが,昼近くまで時間があるので,本日解禁の根羽川に行くことにする。昨年はちょっと寝坊したがために,目的の場所を取られてしまったので,気合いを入れて2時半に起きた。中央道から昼神を抜けて治部坂と平谷を抜けて根羽村に入る。雪もなく1時間40分で現場に到着。明るくなるまで仮眠をとり,5時過ぎに準備をはじめる。竿を持って,小川川支流の本日一番のポイントに向かうと,土砂で淵が埋まっているではないか! あわてて,そこから1キロほど上流の堰堤に向かうが,護岸工事のため,やはり川が埋まっている。小川川もほぼ全川にわたって護岸工事が行われている。河床も均されたようで,ザラ瀬ばかり。しかも伏流水になっているようで,水量がわずかである。2〜3日前に結構まとまった雨が降ったので,やや増水し,絶好の釣り日和かと思われたが予想外であった。これでは長靴で遡行できそうである。ここは断念して根羽川と小川川の合流点に向かうと,すでに多くの釣り人が入っている。ここも川幅が広いだけで,とても釣趣があるとは言えない。しかし,岸辺の石の際でアマゴが釣れたので,魚は放流しているようだ。ここもあきらめて,支流の檜原川に向かう。ここはそれほど護岸工事が進んでいないようだ。釣り人の車が途切れたところで入渓することにする。小さな落ち込みからは魚信がないが,広い淵でちびアマゴが掛かるようになった。20cmクラスのシラメも混じる。500mほど釣り上って再び道路に接すると,もう別の釣り人がいる。一度道路に上がり,別のポイントに向かう。ここは禁漁区のすぐ上。しかし,一度も当たりが無い。100mほど釣り上がるともう釣り人。さらに上流に向かって,道路から離れたところのがけを下ると,そこにも釣り人。その人は釣り上がると思い,自分は釣り下がると,いつのまにか抜かれてしまった。そこで,もとの場所に戻って釣り上がることにする。日当たりのいい浅瀬のポイントで重りを軽くして自然に流すと,リリースサイズぎりぎりのアマゴが釣れてくる。しばらく遊んでいると,上流から釣り人が降りてくる。釣ったさかなより,出会った釣り人の方が多いようだ。すれ違って上流にいくと,道路と交差していた。すぐ下の淵で1匹,道路の下の淵でも1匹,さらにそこから上流はひとりの足跡しかなかったので,丹念に攻めることにする。木の生い茂ったポイントで,少し河床がえぐれているところで本日最良のアマゴを釣り上げる。ようやく満足。1kmほどゆっくり釣り上がり,釣り人を発見したところで終了とする。10時。現在絶好調の長良川水系に行けば良かった。
- 仕掛け:道糸0.16号,ハリス0.2号,針5号
- 釣果:計10匹(15〜20cm)
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