5月1日晴れ
- 渓流釣り:福島県阿武隈川水系荒川上流
- GWの休暇に宮城県の実家に4泊5日の家族旅行。4月30日に福島県の幕川温泉に宿泊する。インターネットでここらへんの釣り情報を検索するが、どうやら土湯温泉上流は温泉の影響で魚は生息していない模様。土湯温泉で浄化施設があり、そこから下流では釣れるらしい。父親の渓流釣り具を一式借りて温泉にむかう。向かうは土湯温泉のさらに奥の幕川温泉水戸屋旅館。冬期閉鎖が終了し、今年の営業を再開したばかり。到着してから「るるぶ」を眺めていると、この温泉の紹介があった。渓流釣りも楽しめると。若女将に訪ねると、放流されているから釣れるよとの心強い言葉。翌日の朝4時半に起床して、川に向かう。ところが、その川に向かう散策路は雪で覆われている。苦労して進むが、間違って温泉が流れ込む支流沿いにおりてしまう。もうこれ以上は、というところまで降りて、苦労して虫を探して(2匹)、第1投。頭上の木に引っ掛けてしまい。仕掛けがパー。気を取り直して仕掛けを張りなおして餌を付けようとすると、いない。ここで諦めて帰途につく。来た時の何倍の苦労をして雪の斜面をのぼると、本来の目的の川にいく橋や散策路の案内がみつかった。時間はまだ5時半。この状態なら解禁後だれも入っていないはず。もう一度気を取り直して雪の斜面を降りていくと、ようやく川が見えた。温泉が流れ込む川とは全然違う。問題はえさ探し。土を掘り返し、石をひっくり返し、汗だくになって探す。見つからなければここまで来たかいがない。ようやく倒木の下で昆虫の幼虫2匹と小さなミミズを4匹捕まえる。これで釣りができる。第1投は、比較的大きな流れ込みの石裏。対岸へと流れが逆流する筋を流すと、明確なアタリ。軽く合わせると真っ黒な魚が飛んできた。一瞬ダボハゼか、そんなことはない立派なイワナ。上流に向かって1ポイントで1匹ずつ釣れる。水深のある深い溝のようなポイントでは最長24cmのイワナが強烈な引きを見せてくれた。魚止めの滝となりそうなポイントの近くまで来たところで7時となり時間切れ。久しぶりに筋肉痛となる釣行となった。
- 仕掛:道糸0.6号、ハリス0.4号,7号
- 釣果:イワナ8匹(16〜24cm)
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