2016年釣行記

    8月8〜15日

  • 仕事のついでに帰省して、あゆ釣りの解禁です。喫茶JBで恐らくシーズン最後の年券購入者になります。ここ数日の夕立で水位が高かったところ、ようやく引いてきたとのことです。迷わず、山を越えて川上川に向かいます。予想どおり、ほぼ平水で、狙いごろです。水遊びポイントのやや下流から始めます。いつもは5匹かかるところですが、まったく掛かりません。土日に抜かれてしまったのでしょうか。竹が水面近くまで垂れているポイントで、ようやく掛かりましたが、抜く寸前にバレ。もうひとつ下流でようやく今シーズンの初鮎です。20cmとこの川にしては大型です。水遊びポイントに戻り、子供達がいなくなったところにおとりを入れると、強烈なあたりで22cmが来ました。ここまで大きく育っているのは、鮎が少ない証拠です。午後の2時間ほどでしたが、3匹で終了となりました。

  • 翌9日は、前日の上流と下流を攻めますが、やはり鮎が薄く、7匹ほどしか釣れません。中津川を見ますが、竿を出すまでもありません。この川はどうなってしまったのでしょうか。阿木川上流に向かいます。増水後のせいか、橋から覗いても鮎が少ない印象です。上流部に入り、2匹を追加して本日は終了です。
  • 10日は付知で初めてのポイントに入りました。樋の口の上流です。下流は何回か入っていますが、前日、前々日も釣り人が入っていましたし、水遊びの人も多かったので避けました。上流は、いくつかの大石の裏が深みになって鮎がたまっていそうです。調子良く2匹掛かりました。後期放流の16cmクラスですが、大型と錯覚するぼど良く引きます。このサイズにあわせた仕掛けにしていたのが間違い。大型がかかり、付け糸から切れてしまいました。これで循環が途切れてしまいました。それでも7匹ほど掛けて、強い引きを楽しみました。
  • 11日は、名人の誘いで、朝倉さんと益田川に行きました。朝一番は石の色も悪く、とても釣れる状態ではなさそうですが、昼近くになると、鮎が見え始めました。上下で釣っている人はぽつりぽつりと掛けて、2桁に乗せているようですが、我々は苦戦。3時過ぎまで粘りましたが、3匹の貧果でした。釣り方がダメなようです。
  • 12日は、これまで一度も行ったことが無い板取上流に行ってみました。駐車場が少なく、水遊びが多く、淵が多く、ポイントが分かりません。かなり上流に来て、ようやく人が少ないポイントに入りましたが。。。鮎が少なく、分流で群れ鮎と遊んだだけでした。
  • 13日は、朝倉さんといつもの付知のポイントに入りましたが、鮎がまったく見えません。朝ご飯を食べてから竿を出さずに移動です。田瀬地区に入ります。2人とも直ぐに掛かり、順調な出足です。釣り人も少ないです。1流しで強い流れに入ると、一発で掛かりますが、それを逃すと、沈黙の時間が長くなります。今日の最大は23cmです。

    昼を過ぎて、人が少なくなり移動したところ、大きな魚を見つけました。その大きさから川鯉かなと思ってすくおうとしたら、茶色の魚体で、鱗が目立ちません。イワナです。1回ではタモに入らず、追いかけて頭からすくいました。39cmのタモ枠をはるかに超えています。50cmでしょうか。やはりイワナです。大きな頭と大きな口。。。これほど大きなイワナは見たことがありません。付知にもこのようなイワナがいるのですね。写真を撮って逃がしましたが、ずいぶんと弱っていたようです。

  • 14日は最終日です。再度付知に向かいます。島田橋下流に入りますが、魚影が見えません。とぼとぼと上流に向かうと、対岸にのんびりした家族がいましたが、掛けています。こちらも腰掛けてのんびりした釣りをしますが、ぽつりぽつり掛かります。最大は24cm。これも、掛かったばかりの鮎のひと流し目で強い流れに入ったときに掛かりました。この1匹で満足です。昼になると、ここでも水遊びのグループが増えてきて、強制終了となりました。対岸に鮎が集まりそうです。対岸の人たちは、それを狙っていたのかもしれません。

  • 仕掛け:道糸複合0.08-0.15号、ハリ6〜7.5号
  • 釣果:鮎29匹(15〜24cm)